ネモトナオヤのblog

どうも、『自分を生き抜く』をテーマに歌ってます、comprehend「コンプリヘンド」というバンドのvo/gtネモトナオヤです。

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さて。
今回は【残された時間をどう生きるか？】
というテーマで作った『残生』（ざんせい）という曲についての話です。

残生 official music video

comprehend - 残生 - YouTube

『明日死んでも笑えるのか？』

これは『残生』の歌詞の1フレーズ。

僕が歌っているバンドcomprerhendのテーマは『自分を生き抜く』。
自分を生きることについて、しつこいくらい強く歌っています。

そして僕の中では，

『生きること』を考えると『死ぬこと』も一緒になって出てくる。

さらに，

生きること＝自分の命の時間を使っていること

という感覚が強いです。

限られてる時間だからこそ，他人を生きてるんじゃなくて自分自身を生きろ。
他に目を向けてないで，自分に目を向けてやるんだ

という戒めの曲。

これは『誰より僕自身が他人を生きてしまうことが多いから』

こういった曲を歌うんだろうなぁと思います。

僕がそもそも『明日死んでも笑えるのか？』と強く思ったきっかけがありまして…

遡ること4,5年前に前身バンドが活動休止しました。

それから1年くらい、

バンドを続けるのか？
もう辞めるのか？

と悶々と悩んでる時期がありました。
ずっと引きずっていて踏ん切りがつかない状態だったんですね…

そんな時におばあちゃんが死去。
94歳という大往生で亡くなったのですが、

『やっぱり人はいつか死んでしまうんだな』

と強く意識した出来事でもありました。

その出来事の後、自分のこれからの人生を考えました。

このままやりたいことを諦めて死んで満足か？
最期の日に満足そうに死んでいけるか？
このまま何もしなかったら死んでも死に切れないぞ

妻ともたくさん話ました。

そうしたら、
自分の中に閉まってあった子供の頃に憧れていた夢

デカい会場で演奏するバンドをやりたい

が出てきました。

そして、もう一度バンドをやろうとこのcomprehendを結成。

まだまだ道半ばだし、うまくいかないことも多々あるけど、どうにか1日半歩でも…！
と地道に進んでる毎日です。

いろんな生き方があります。
どれが正解なんてないと思ってます。
大事だと思うのは、

自分の満足して死ねる生き方。

ここは忘れないと決めました。

最後に歌詞を載せておきます。
それでは、今日も自分を生きてやりましょう。

残生 / comprehend
溢れかえる文字の羅列　踊らされてる単語脳
昨日食べた食事の味も画面の中に喰われてく
飼い慣らされている　小さな檻の中
忘れてしまうんだ　
僕もあなたもいつか死ぬんだ
明日死んでも笑えるのか？
限られた時間を僕もあなたも生きているんだ
目を逸らすことに慣れていないか？

このままの自分じゃダメと他人の言葉に囚われてるの
まだ足りないと欲しがってツギハギの顔塗りたくる
その姿形は　望んでたあなたなの？
ざらついた記憶のフタをどかして覗いてみるんだ
ずっと待っているあなたがいるんだ
僕らの細胞は大事なものを知っているんだ
自分になるために　呼び起こすんだ

忘れてしまうんだ　僕もあなたも死んでいくんだ
明日死んでも笑えるのか？
残された時間を　僕もあなたも生きていくんだ
自分になるために　目を開けるんだ